初回は高い?ファクタリングの手数料決定の仕組みを解説します

売掛債権を買い取ってもらうことで、スピーディに資金を用立てられるファクタリング。

 

実際に利用する際には、契約先の会社に手数料を支払うことになるのですが、実はこの手数料、契約方法や利用回数によって違いが出てくるのです。
その仕組みを紹介していきましょう。

 

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ファクタリングの手数料とは?

ファクタリングとは、金融機関から資金を借り入れるローンとは違い、利用者が持っている売掛金を売却することで、スピーディに資金化するというものです。

 

ローンは利用者に信用力さえあれば利用することができますが、ファクタリングは売掛金がないとそもそも利用できませんので注意が必要です。

 

さて、ファクタリング契約をする際、契約先の会社に支払う手数料にはどのようなものが含まれているのでしょうか。

 

これは大まかに

  • 債権譲渡の登記費用
  • 印紙代、振込手数料等
  • ファクタリング(契約先)会社の利益

といった3つに分類することができます。

 

もっとわかりやすく言えば、「ファクタリング会社の利益+手続等費用」が手数料です。

 

例えば100万円の売掛金があって、これをファクタリングしようとすると、実際に受け取れるお金は80〜90万円程度。

 

残り分がファクタリング会社へ支払う手数料となるイメージです。

 

この手数料は会社によって大きく違うため、ファクタリング契約をする際には必ず確認するようにしてください。

 

2社間/3社間ファクタリングの手数料の違い

まず、ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があるということを把握しておきましょう。

 

両者の違いは、お金の流れ。

 

2社間ファクタリングでは、売掛金は取引先から利用者に支払ってもらい、そのままスライドしてファクタリング会社に支払います。

 

一方、3社間ファクタリングでは、売掛金は利用者を介さず、取引先から直接ファクタリング会社に支払われます。

 

2社間のメリットは、取引先に対して「ファクタリングをしている=資金不足に陥っている」ということを悟られずに済む点です。

 

では、3社間のメリットはどこにあるのでしょうか。

 

こちらは手数料が安いことが利点なのですが、その仕組みを簡単に説明します。

 

2社間の場合、利用者が取引先から売掛金を受け取った際に、使い込んでしまうという可能性があります。

 

これはファクタリング会社にとって大きなリスクです。

 

その点、3社間では、ファクタリング会社が直接取引先から売掛金を回収することで、債権回収できないというリスクは減少します。

 

この「リスクの減少」というのは、先にお金を支払う側(ファクタリング会社)にとって大きな要素です。

 

余計なリスクを負わないことで、手数料を少なくすることができるというわけです。

 

ファクタリングの手数料の決定要素

ここからは、どのようにして手数料が決定されていくのか、その仕組みを細かく見ていきましょう。

 

売掛先与信

ファクタリングはビジネスローンとは違い、借金ではありません。

 

あくまでも、債権を売却することで資金化するというものです。

 

ビジネスローンなどの審査では、利用者の経営状態や信用力をメインに確認されますが、ファクタリングの場合、お金の出所は売掛金のある取引先。

 

そこで、ファクタリングでは、利用者よりむしろ売掛先の信用力が主に審査されます。

 

その売掛先の経営状態が良く、信用度が高いほど手数料も安くなる傾向にあります。

 

これは前述した通り、ファクタリング会社にとってのリスクが減少するためです。

 

買取金額

ローンの場合、借入額が多いほど金利が下がるのと同じように、ファクタリングの場合も売掛金の債権買取金額が多いほど、手数料は安くなる傾向にあります。

 

ただし、初回から月商に対してあまりにも高額な債権の取引を持ちかけてしまうと、「この利用者は一時的な資金ショートではなく、ただの自転車操業なのではないか」と考えられてしまうこともあります。

 

実際に多くのファクタリング会社では、「月商に対して◯%まで」という制限をかけています。このあたりもよく確認しておくようにしましょう。

 

2社間/3社間の違い

前述したように、2社間と3社間ではファクタリング会社にかかるリスクの度合いが違います。

 

3社間のほうがファクタリング会社にとって低リスクなため、手数料も安くなります。

 

一般的には、2社間ファクタリングの場合の手数料が10〜30%なのに対し、3社間の場合は一桁台のことが多いです。

 

手数料に関して言えば、売掛先に対して、一時的な資金ショートである旨の説明ができ、理解してもらえそうなのであれば、3社間ファクタリングを積極的に利用すべきです。

 

初回かどうか

ファクタリング契約において、信用力が重要なのはすでに何回か書いた通りです。

 

同じ利用者でも、初めて利用する人か、すでに一度ないし数度の契約を完了している人かでは、後者のほうがファクタリング会社にとって信用のおける人物(会社)ということになります。

 

当然、初回よりも2回目、3回目のほうが手数料は安くなってきます。

 

そのため、ファクタリングを利用するのが2回目という場合は、初回と同じファクタリング会社と契約した方が手数料を抑えられます。

 

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手数料を抑えられる使い方とは

金融機関のローンとは違って、ファクタリング会社は手数料の詳細をホームページなどで公開していないことがほとんどです。

 

そこで、直接確認することになるのですが、重要なのは「いくつかの契約で手数料を比較する」ということです。

 

これはビジネスの定石でもありますが、他社と比較することによって相場観が見えてくるというもの。

 

また、他社の見積もりを事前に持っておけば、手数料を下げる交渉にも使うことができます。

 

ファクタリング会社には残念ながら悪質なところもあり、不当に手数料を高く取るような会社も存在することは事実です。

 

相見積もりを取ることで、こういった会社と契約をしてしまうリスクも避けることができます。

 

相見積もりをきちんと取って、契約するファクタリング会社を決定したら、あとはできるだけ手数料を抑えていきましょう。

 

売掛先が複数ある場合には、できるだけ経営状態の良さそうな、信用力のある会社との間に発生している売掛金を、優先的にファクタリングするようにしてください。

 

先ほど書いた通り、売掛先の信用力が高いほど、手数料は下がる傾向にあるからです。

 

同様の考え方から、2社間ファクタリングよりは3社間を、買取金額はより多くしていくと手数料を抑えることができます。

 

まとめ

ファクタリングの手数料を抑えるには、

  • 3社間ファクタリング
  • 買取金額は多めに設定する
  • 信用力のある取引先の売掛金を回す
  • 2回目であれば、初回と同じ会社を選ぶ

といった方法が有効です。

 

ファクタリングにかかる手数料は、契約先の会社によって大きく違い、その詳細な情報は公開されていないことがほとんどです。

 

直接会社に問い合わせるのも重要なのですが、ひとつひとつ問い合わせる時間がないという方もいると思います。

 

「どの会社と契約すれば良いのか」を相談できる専用サイトも多くありますので、こういったものを上手に活用して、自社に合ったファクタリング契約を結ぶようにしましょう。

 

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